こんにちは、株式会社パシフィックです。
5/25、全国で緊急事態宣言が解除されました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今回は輸送の面から、新型コロナウイルスの各国の状況についてお伝えしたいと思います。
海上貨物における想定されるリスク
荷動きが鈍化しており、ターミナルにコンテナが滞留傾向にあります。
そのため、輸入コンテナのフリータイム延長や、保管の対応が難しくなっています。
ロックダウンされている外地ではその傾向が顕著なため、出荷の際は輸入側の確認を怠らず、保管期間も考慮しましょう。
※保管費用には十分注意しましょう!
各国の対応
各国の対応を抜粋して記します。
アメリカ、カナダは比較的通常通り稼働。
中南米エリア:メキシコではEssential cargoのみ操業が許可されている。
ブラジルは稼働率が低下。
アルゼンチンは、輸出入の許可は生鮮食品やコロナに関係する物品のみ認められている。
欧州エリアは全体的にスペースがタイトになっており、遅れが発生している。
インドは動きが改善傾向にあるが、いまだ港やCFSに荷物が滞留している。
タイはターミナル営業時間が短縮されている。
シンガポールでは通常稼働に戻りつつある。
日本では東京・神戸が他に比べて混んでおります。
一部地域のみですが、対応は様々です。状況は流動的なので、出荷前に必ず輸入地やフォワーダーに確認をとりましょう!