Event Special Cargo & General Forwarding

「納期 遅れ」を防ぐ方法 ー「国際 展示会」

納期 遅れの要因とその対策について

国際 展示会に展示物が間に合わないのを防ぐ

今回は、納期が遅れる原因とそれを防ぐ方法についていくつか記事にしています。
 
納期 主な英訳:delivery term; due date; delivery date

 完全とまではいかないともいますが、気をつける点をチェックすることで、リスクを軽減できる可能性があります。

納期が間に合わない原因として、下記の理由が考えられます。

1.出荷準備がスケジュールに間に合わない

スケジュールに沿って、準備していたにも関わらず、製造が間に合わなかったり、諸々準備が間に合わず、本来出荷したかったものが、スケジュール通り出荷できなくなってしまう最悪のケースが考えられます。

解決策、対応策:

1.プロジェクト開始前、早めに輸送会社にスケジュールを十二分に確認する。
2.納品する部門、業者にスケジュールの共有をする。
3.その上で、物流会社に出荷スケジュールの調整がどれぐらいまで可能かどうか確認把握しておく。
4.直近で輸送会社への搬入が間に合わないことが予想される場合は、輸送モード変更を検討してみる。
例:海上便→航空便(予算の確認を必ず行いましょう。)
すでに最速のモードで輸送を予定していて、本格的に間に合いそうもないときでも、慌てずに、まず輸送会社に諸々調整可能か相談確認しましょう。

5.また、ものを輸出入する際は、輸出規制等がないかどうか、輸出入時、現地輸出入時の観点から事前確認が必要です。せっかく予定どうりだったのに、これらの理由で、思わぬ足止めに合うケースも考えられなくはありません。輸出規制などの事前確認作業もスケジュールに組み込みましょう。

2.輸出入に規制があり貨物が止まってしまう。

いざ通関という際に、税関から確認書類を求められることがあります。
プロジェクトを依頼する物流会社に必要書類を聞いておき、早めに事前確認用書類を提出しアドバイスを受けましょう

もちろん、メーカが用意する輸出管理令に基づいた、該非判定書、非該当証明書、パラメーターシート、MSDSのような書類の準備、また、原産地証明書、薬事証明のような公的書類については、自社の製品がその対象なのかどうか、事前に把握して準備しておく必要があります。

通関士は適切なアドバイスを行いますが、一つ一つの製品に精通しているわけではないので、その点からも、輸送会社への事前確認書類の提出および、自社製品について輸出入に障壁がないかどうか、特に初めて貿易を行う企業は十分な確認準備期間が必要と思われます。

3.輸送途中で事故に遭う

出荷した貨物が事故に遭うケースが稀にあります。

交通事故等は、我々がコントロールできるものではありませんが、対応策として3つほど行えることを記載します。

最適な梱包を行う

その貨物に最適な梱包をしっかり行うことで大半の事故は防げます。
貨物の特性、各輸送工程や作業工程を考慮して最適な、耐久性のある梱包を行いましょう。

展示会の場合は、”展示会に向いている”梱包があるので、実績のある会社に相談、依頼し、不要な時間、リスクを避けましょう。輸送途中はもちろんのこと、海外の現場の作業も考慮した梱包がベストです。

現地修理

あらかじめ考えられる小さなダメージに関しては、修理道具等を同梱したり、出張の際、展示会場へ修理キットを持参できる場合は、そうしましょう。代替品の送付、持ち込み(持ち込み制限要確認)で急遽、応急処置が行える場合があります。

保険

保険自体が、貨物の事故、ダメージを防げるわけではありませんが、修理等に発生する費用を保険でカバーできる場合があります。保険会社の諸条件も事前に確認し、最適な貨物保険には必ず入っておきましょう。

4.キャリアのスケジュールが大幅に変更される

キャリアは主に定期運送事業者のことで、船や航空機を保有し、
港から港へ、貨物を輸送している会社のことです。航空会社や船会社がこれに当たります。

稀にですが、供給過多、自然災害や何かの事故の影響でスケジュールが変更されることがあります。多少のスケジュール変更でも対応できるような少し余裕のあるスケジュールにそってプロジェクトを進めることを心がけましょう。

5.トランジットに予想外に時間がかかる

特に遠い都市に貨物を送る際、直行便と経由便があるのはみなさんご存知だとは思いますが、

この経由地で思いの外、時間がかかったりすることがあります。
特に海上便、船便、船が変わり貨物の載せかえ等が経由地港で生じる場合です。

比較的、料金は安い場合も考えられるのですが、本当にいつになってもいいという余裕のある場合を除き、経由が生じる場合は、貨物の載せ替え等があるかどうか、事前に把握できるところは確認を行うことをお勧めします。もちろん載せかえがあってもスケジュールどうりっと行ったこともありますので、一概には言えませんが、注意しておくことに越したことはありません。

着地への必須到着日が決まっている展示会へ送る際は特に、経由地がある便と、ない便がある場合は、出来るだけ、経由地がない便の方を選んだ方が良いと思います。

さらに付け加えると他の観点からも総合的にみてベストな方法で輸送準備を進めましょう。

以上、考えられる海外の展示会への納期遅れとその対策、対応方法について説明いたしました。