
1つ前のブログに続いて、Courierのメリットとデメリット、Forwarderのメリットとデメリットについてご紹介します。
Courierのメリット
- 輸送のスピードが早い
- 少量の貨物であれば費用が安い
まず、1について。
一般的な通関と異なり、簡易通関のため比較的輸送スピードが早いです。
アジアへの輸送であれば翌日到着することもありますが、通常1〜3日。アメリカやヨーロッパの場合は3、4日。その他の地域も1週間くらいで到着します。
続いて、2.費用面。
通常、輸送費や通関費がセットになっており、重さで輸送費が計算できます。関税や消費税などは別途かかります。また、燃油サーチャージの計算も忘れないようにしましょう。
Courierのデメリット
Courierにはいいところもありますが、もちろん物事にはデメリットもあります。
- 輸送物が限られる。
- 大きいものは受け入れが不可。
- トラブルへの対応が難しい。
代表的な取り扱い不可のものは、動植物や危険品などです。
また、サイズにも制限があり、大きいものは割高なことがあります。
ここでいうトラブルとは、通関や税金の建て替えなどに起きる問題をさします。私も経験していますが、トラブルにはなかなか柔軟に対応してもらえません。スピード重視なので、イレギュラーへの対応は少しデメリットを感じます。

続きまして我々パシフィック、フォワーダーを利用する際のメリットをお話しします!
一番のメリットは、お客様の都合に合わせた輸送をご提案でき、トラブルにも柔軟に対応できることです。
集荷や梱包から、現地での対応まで、また、通関上でトラブルがあったときも(そもそもトラブルが起きないように万全の準備を)即座に対応します。
貨物形態にあった梱包方法、最適な輸送スケジュール、予算に合わせた輸送方法の提案をいたします。
特に展示会への輸送は長年の実績があるので、なんでもご相談ください。
直近の展示会はなかなか開催が難しい状況が続いておりますが、また再開したときにみなさまのお役に立てるよう、新たな面も強化している最中です。
ぜひご期待くださいね!
いかがでしたか?
CourierとForwarderの違いやメリット・デメリットについてご紹介しました。

また貿易実務について更新するので引き続きブログを見てくださると嬉しいです。