こんにちは。
株式会社パシフィックです。最近展示会の紹介ばかりしていたので、今日は久々に貿易実務に関する内容をお伝えします。

ゆっきーな
本日のテーマは、シッピングインストラクションってなんだ?!です。
貨物を輸出する際、輸出者はフォワーダーに通関手続きや船積手続きを依頼します。
その際、貨物の内容がわかるインボイスと、貨物のサイズがわかるパッキングリストと共に必要な書類が、今回ご紹介する、シッピングインストラクションです。
「シッピングインストラクション」に決まった書式はありませんが、主要項目はほぼ共通しています。
- Shipper名
- Consignee名
- Notify名
- 船会社/航空会社名
- 船腹予約番号
- 船名/航空便名
- 船積/出航予定日
- 荷受地
- 船積港
- 荷揚げ港
- 荷渡し地
- 運賃支払い方法
- 商品明細 *品目名、数量、重量、荷印、梱包状態(荷姿)など注意事項
全て船会社がBLを作成する上で必要な情報となります。
一度書き方を覚えてしまえば簡単ですが、BLにそのまま反映されるので、必ずチェックを忘れないようにしましょう。
また、輸出者が用意しなくても、ほとんどの場合はフォワーダーが用意してくれるので、取り決めを確かにしておきましょう。