海外へ、海外から、ものを輸出入する方法は3通りあります。
航空便、船便、クーリエです。
今回は航空便について、メリットとデメリットと共にご紹介します。
目次
メリット1 時間の短縮
事前に相談ありきですが、午前中に倉庫に入れて、午後一番で輸出申告し、午後のフライトで飛ばす、ということも可能です。目的地にもよりますが、早ければ数時間で到着し、翌日には輸入許可がおり、最終地まで配送完了することも可能です。
この早さがなんといっても航空便の一番のメリットです。
劣化してしまうもの、小さくて高価なものなどは航空便の方がいいと思います。
メリット2 危険品にも対応可能
SDSのランク次第では、航空便に搭載できます。梱包を危険品専門にしたり、一定の量しか送れませんが、まずは相談してみましょう。
メリット3 フォワーダーが仲介する
クーリエと違う点は、フォワーダーが仲介するという点です。クーリエは税関で止まってしまった場合、自分で対応しなければなりません。普段からそのやりとりに慣れていれば別ですが、航空便を利用するということは、急いで貨物を送りたいということ、つまりフォワーダにやり取りを任せた方が時間、手間を考えても安心です。こちらは船便も同様のメリットです。
デメリット コストがかかる
実際の重さか、容積重量か、重い方で計算されます。重ければ重い方が1kgあたりのレートは安くなることがありますが、それでも船運賃に比べると高くつきます。
加えて、燃油サーチャージも燃料価格によっては大きく左右されますので、コスト増になることがほとんどです。
以上です。
別の記事では船便のメリット・デメリットもご紹介していきます。
クーリエの特徴とも鑑みて、輸送方法は都度検討しましょう!