海外からものを輸入する際に必ず考えなければならないことが「関税」と「消費税」です。
今回は、関税についてお伝えします。
関税とは、外国から輸入する貨物に対して課される税のことです。
関税の課税方法(関税の計算方法)
- 従価税
その貨物が何であるかによって、課税率が決まり、その貨物の申告価格にその課税率を課す税。
日本で一般的な課税方法。
- 従量税
輸入した商品の数量(輸入品の個数、容積、重量など)で課税額を決める方法。
これら2つを組み合わせたものを混合税といい、さらにそれを2つにわけると
- 選択税
従価税と従量税のうち、一部を除いて税額の高い方を適用する方法。
- 従価・従量併用税
従価税と従量税を同時にかける方法
となります。では、この関税の納付方式はというと、
申告納税式と賦課課税方式の2通りです。
申告納税方式とは(こちらが一般的)
貨物を輸入する日までに納税すること。
賦課課税方式とは
税関長の賦課決定により納付すべき関税額が決定する。送付される納税告知書に記載された期限までに納税する。
関税ともう一つ大事な「消費税」については、次回のブログでご説明します!