今回は、初めて国際展示会の担当者になった人向けに記事を書きました。
この記事は、国際展示会に出展品を送るにはどうすればいいのか現在出展を検討しているが、ちゃんと出来るのかどうか。また出展の経験があるが、なんとなくうまくいかなかったのでスムーズに展示物をブースで展示し、日本に戻す方法を知りたい。といった要望に応えるような内容になっています。
本記事のテーマ
今回は特に初出展企業ご担当者向け【国際 展示会 物流 初心者🔰】の概要がわかる内容になります。
当社物流サービスについてはこちらの動画もご確認いただけます。
目次
①国際展示会物流会社選定のためのチェックリスト
今回は9項目を確認しましょう。
- 国際展示会イベント輸送の実績
- 現地での会場まで、展示期間中の保税輸送が可能かどうか
- 想定している輸送方法での対応が可能か
- 全体のスケジュールを把握し、提案できるか
- 出展国でのサポート体制の有無(現地エージェント、支店など)
- 出展国での日本人サポートの有無
- 見積もり予算
- 会期中の保管など
- 輸送途中の事故保険の有無
上記チエック項目を確認し、問題が無いようであれば、依頼する方向で検討してよいでしょう。
各詳細についてはまた別の記事で説明していきたいと思います。
②通関ってなんだろう。
一般的に通関(つうかん)とは、国際貿易において貨物を輸出入する際、税関に対して、貨物の品名、種類、数量、価格などに関する事項を申告することです。輸入の場合は、同様の申告をし、税関から輸入の許可を受ける手続きを言います。
下記の記事も参考になると思いますので、ご確認ください。
③書類準備と梱包について
国際展示会に物を送る場合の準備書類については、日本での輸出、海外での輸入、海外での再輸出、日本での再輸入を順番に考慮して準備する必要があります。最初はわからないことも多くて大変だと思いますが、こちらの記事もご参考ください。
梱包は展示物によるのですが、重量が重いほど強化する必要があります。梱包方法も、木箱の梱包、パレット梱包、スチール梱包などいろいろな梱包方法があり物によって個別の対応が必要です。注意点としては、海外への輸出に耐えうる梱包を行うとともに、盗難対策、会期前会場内での作業や保管等も考慮した梱包が望ましいです。
梱包についてはこちらの記事もご参考ください。
④全体のスケジュールの把握
スケジュールは、輸送方法や地域によって異なります。先進国で比較的通関が早い国、そうでない国となります。
ただし、大きくはそうなのですが、細かく分類すると出展品の特性によってはひとくくりにできず、
通関インフラが整っている国でも時間がかかることも考えられますし、外部要因も影響します。
事前確認を行うなど慎重に進めましょう。
主だった展示会に関しましては当社youtubeチャンネルからもご確認いただけます。
ここにない場合でも、ご連絡いただければお調べいたします。
※2020年3月現在コロナウイルスにより、展示会のキャンセルや延期等もございますので、展示会の開催日程の変更の有無等につきましては主催者に確認するなど、最新お情報をご確認ください。
今回は以上です。