Event Special Cargo & General Forwarding

AEO制度【貿易 実務】

貿易実務

税関の手続きが優遇される制度があります。内容を紹介します。

AEO制度とは

AEO制度とは、正式名称はAuthorized Economic Operatorです。

貨物のセキュリティ管理と法令遵守が整えられている事業者に対して、通関手続きを緩和して優遇する制度です。日本のAEO制度は平成13年3月に輸入車を対象に始まり、その後、輸出者を始め、通関業者・運送業者、製造者、倉庫業者などに対象を広げています。

AEO制度のメリットとその対象者
  • 特定輸出申告制度 対象者:輸出者

貨物を保税地域に搬入せず、自社倉庫で輸出申告、輸出許可を受けることができる。

  • 特例輸入申告制度 対象者:輸入者

船の入港前に輸入許可を受けることができる。納税は貨物の引き取り後に行う。

  • 特定保税承認制度 対象者:倉庫業者

保税蔵置上の特定保税承認者が税関長に届け出ることにより、保税蔵置場を設置することができる。

  • 認定通関業者制度 対象者:通関業者

輸入貨物の納税を貨物引き取り後に行えたり、貨物を保税地域に入れなくても輸出申告を行うことができる。

  • 特定保税運送制度 対象者:フォワーダー

保税運送の承認が不必要。

  • 認定製造者制度 対象者:製造業者

自社の保管場所等で輸出申告、輸出許可を受けることができる。

まとめ

AEO制度を活用することで、輸出入貨物に必要とされる手続きや時間が大幅に削減されます。税関のホームページより、詳細を確認できます。