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【貿易 実務】MSDSとSDS

突然ですがMSDS、SDSは聞いたことがありますか。

それぞれ、

MSDS

(Material Safety Data Sheet)

SDS

Safety Data Sheet)

となります。

SDSは日本語で安全データシートと呼ばれます。

今回はその違いについて説明します!

私がこの仕事を通じてこれらを必要としたのは、化粧品を輸出入するときでした。

一般的には、化学物質またはそれを含有する製品を輸出入する際、商社に引き渡す際に必要です。

例えば、液体でいうとインク、ペースト状だと接着剤等がそれに当たります。

しかし近年はSDSに国際機関にて名前が統一されたので、まだMSDSを使用しているところは内容が古い可能性があるので、SDSを発行してもらうようにしましょう。

SDSには15項目あります。メーカーや商社には全て必要な情報となりますが、我々貿易に関わるものがチェックする箇所は、2箇所のみです。

まずは、3項目め、「組成、成分情報」です。この項目で注目すべきは、主成分についてです。含有物質と含有率が記載されています。

しかし、場合によっては成分が詳しく書かれていないこともあるので、その際は別途「成分表」をもらうようにしましょう。

ただ、中には成分は構わないが「成分比率」は教えたくない、という方も多くいらっしゃいます。それはそれで企業秘密に関わり致し方ないことなので、成分のみ教えてもらいましょう。

次にこちらが重要!

14項目めの「輸送上の注意点」です。

国連番号と国連分類に「該当しない」と書かれていればなんの問題もございません。通常貨物として船・飛行機に載せることが可能です。

しかし、国連番号に「クラス◯◯」や国連番号に「数字」の記載があると

それは危険物に該当するので、梱包の仕方/運賃が変更となります。

具体的には、梱包は危険品専用の資材があるのでそれに詰めることになります。国際輸送に携わる梱包会社でできます。梱包会社を知らない方は、フォワーダーに尋ねてみると梱包〜輸送まで一括で行ってくれますよ。

また、危険品は運賃も割高になりますので、必ず確認をしましょう!

クーリエについては、危険品という時点で扱い不可がほとんどですので、今一度自分の輸出品は危険品に該当しないか、必ず確認をしましょう。

せっかく物を仕入れて輸出しようとしても、危険品のため取り扱いが難したった・・とならないためにも、SDSは必ずチェックしましょう!!