Event Special Cargo & General Forwarding

【貿易 実務】インコタームズとは

インコタームズは私も苦手な貿易に関する国際ルールです。運賃やリスクの所在をアルファベット3文字で表していますが難しいですよね・・できるだけ簡単に覚えることのできるようにまとめたいと思います。

そもそもインコタームズとは?

Incoterms(インコタームズ)とは、

国際商業会議所(ICC)が制定した、貿易取引条件とその解釈に関する国際規則(International Commercial Terms)です。

インコタームズが制された目的は、

国によって違った習慣や取引から起こる貿易上のトラブルを少なくするためです。異なる文化や環境で過ごしていれば考え方が違うのは容易に想像できますね。これらを貿易上統一するために制定されました。

インコタームズは制定後、1953年、1967年、1976年、1980年、1990年、2000年、2010年の改訂を経て2020年1月1日にはインコタームズ2020が発効しました。

インコタームズは、法律でも条約でもないので、古いものも使用可能です。契約当事者がどれを使用するにせよ、合意したときは、契約書にその旨を明示しなければなりません。

では早速中身に入ります。インコタームズの3文字、覚えられない時は頭文字を覚えてしまいましょう。大まかにグループわけが出来ますよ。

頭文字E(EXF)
輸出者の施設(倉庫や事務所あ、販売センターなど)で貨物が引き渡されたら、その後はすべて輸入者の責任に移り変わります。

頭文字Fグループ(FCA、FSA、FOB
輸入者が指定した運送会社に引き渡すまでが輸出者の責任。その後は輸入者の責任。


頭文字Cグループ(CPT、CIP、CFR、CIF)
梱包、船や飛行機運賃、陸送などの費用が輸出者負担。ただし、運送会社に引き渡した時点で、リスクは輸入者責任。

頭文字Dグループ(DAT、DAP、DDP)
輸入国で輸入者の指定先に引き渡すまでが輸出者の責任。

輸出者の負担は上記のE < F < C < D順に大きくなる、と考えれば頭の整理はつくと思います。